20141112

交差点での交通事故を撲滅へ

トヨタが予防安全システムを実用化

交差点の画像

「平成26年中の交通事故発生状況」統計によれば、本年9月までの全国の交通事故による死亡者数は約2,800人で、そのうちの46.6%の方が交差点事故で亡くなっているとのことです。

そこで注目されるのが、「ITS」(高度道路交通システム)を使った、安全予防システムです。

トヨタ自動車が、この安全予防システムの実用化を目指した実証実験で、おきな成果を挙げたと報じられています。

トヨタが交差点事故を撲滅する予防安全システムを実用化! | clicccar.com(クリッカー)

インフラ協調型運転支援システム


自動運転というと、高速道路での走行中の、速度制御、車線変更、運転するドライバーの管理などのいわゆる「自動走行システム」が、まず想像されます。

この「インフラ協調型運転支援システム」は、光ビーコンという、道路に設置されたセンサーによって得られる道路の混雑状況の情報、さらに信号の情報などの交通インフラ情報との連携により、ドライバーに安全に交差点をそうこうできる情報を知らせる機能を実現するシステムです。

単に、自動的に交通事故の危険を回避するものでなく、運転するドライバーへ危険回避のための情報を提供して、安全を図るものです。

あくまで、ドライバーが安全確保をする手助けをするというスタンスなので、個人的には好感が持てます。

詳しくは、リンク先の記事をご確認ください。

6つの安全確保システム


1.右折時衝突防止支援システム

交差点での右折時の対向車の存在をドライバーに知らせるもの。

2.歩行者横断見落とし防止支援システム

横断者の存在をドライバーにしらせるもの。

3.出会い頭衝突防止支援システム

信号の無い交差点に進入する際、接近車両の状況、位置情報をしらせ、交差点の安全を図るもの。

4.緊急車両情報提供システム

緊急車両の位置情報を受信し、進路あけるように路肩への停止を促すもの。

5.歩行者情報提供システム

走行するクルマに接近する歩行者の位置を表示し、ドライバーに徐行や停車を促すもの。

6.信号情報活用運転支援システム

・赤信号減速支援
通過しようとする信号のタイミングを事前にドライバーに知らせるもの。

・発進遅れ防止支援
信号が「青」に変わるタイミングをドライバーに事前に知らせるもの。

いづれも、実装されると、交通事故防止へ役立ちそうですね。

個人的には、「発進遅れ防止支援」は、???
発進遅れによる後続車への迷惑を防止する目的とされたいますが、今でも、歩行者信号をみて予測したりで、見切り発進をする車が多く見受けられます。
そういった、ドライバーを増やす結果には、ならないでしょうか・・・

実用化が進み、多くの自動車に搭載されて、交通事故での死亡事故の減少へつながっていってほしいと思います。

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