悪質自転車への新たな規制
当事務所へも、自転車による事故のご相談があります。
以前より、その数は確実に増加しているように思います。
自転車と歩行者の事故でも、高額の賠償金の支払いを命ずる判決例もあり、自転車事故への対応は急務でもあります。
交通事故の被害者の方のお手伝いをさせていただいているので、街を歩いていても、自転車の走行に、「危ないなぁ」と思うことも多くなってきました。
自転車に乗っている方、やはり「車両」を走行させているという感覚が不足しているように思います。
「道路交通法施行令」の改正
警察庁は27日、道路交通法施行令改正案を発表しました。
悪質自転車に安全講習義務化へ 酒酔い、信号無視… - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
酒酔い運転、信号無視、歩行者用道路の走行、自転車の制動装置などの14項目に対し、違反を「危険行為」とする規程を盛り込んでいます。
自転車の運転に対して、具体的な「危険行為」が定められることは、よいことと思います。
また、危険行為をした運転者に対しての、指導、警告、摘発、講習を義務付け、罰金なども既定するとのことです。
明確に法定されていない事が、自転車事故の増加につながっている訳ではないと思いますが、新たに法定することで、自転車を運転する方々に、認識を新たにしていただき、事故の減少につなげると言う意味で、良い事と思います。
2014年12月27日までの期間で、パブリックコメントの募集が行われています。
パブリックコメント:意見募集中案件詳細|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ